お盆休みの上高地 涸沢カールへ行って来ました。【涸沢カール泊 編】
16:00 涸沢テント場
涸沢のテント場へ着いたら、まずは場所探しです。
目標より1時間以上遅い到着のため、テント場はすでに満タン状態でした。
テント受付へ行きダメ元で聞いてみても、レンタルのコンパネも銀マットも出払ってありません。
見事に玉砕です!
歩き回りながら、テントを張れそうな場所を探すのですが、
通路から見渡せる範囲は、サッカーボールより大きいゴロゴロの石だらけの場所ばかりです。
これでは「コンパネも銀マットもなしじゃ絶対寝られないぞ」と茫然自失になりそうな二人で歩き回った結果、
少し外れたところになんとかテントを張れそうな場所を確保しました。
場所を決めて、まず最初にしたことは、
登山靴を脱いでクロックスへの履き替え。
靴擦れで痛いだとかそんなことではなく、長時間窮屈な登山靴を履きっぱなしで頑張った足を
一刻も早く解放したい!その一点です。
その後、丁寧に小石をどかしてテントを設営。
今年3度目の設営なので、手慣れたなという感じで10分もかからないで完成しました。
テントの設営は↓こんな感じ
16:25 テント完成
テント受付を済ませて、
待ちに待った生ビールにおでん!
これだけを楽しみに登ったといっても過言でないのに...
なんと売り切れです。
次にヘリが来るまで飲めません...明日もヘリは来ないそうです
山男は“缶ビール好き”なのか?と思うくらい
やけに缶ビールを持ってる人が多かったのは、これだったのか!
無いものを欲しがっても仕方ないので、
喉も乾いてるし500ml缶ビールで乾杯!(>_<;)
しかし動揺は隠せず、↓こんな写真しかありません。
17:40 気を取り直して、夕食の支度
これまでは登山といっても、ザックの中には食材と調理器具だけのお手軽さで近場の低山に登ったり
クルマ横付けのキャンプ場で、クッカーでご飯を炊きBBQなどを楽しんでいたので
今回は初のフリーズドライづくし
初アルファ米とフリーズドライのカレーに、お湯を注いで待つだけでカレーライスの出来上がりです。
アルファ米は、お湯を入れるだけ?
どんなべちゃべちゃのご飯ができるんだろう?と半信半疑だったんですが、
お湯の分量さえ間違わなければ、ちゃんとふっくら炊いたようなご飯になるんですね!
フリーズドライのカレーも、レトルトのカレーに負けていないぞ!
こういうのも十分アリだなと、今後お手軽路線に走りそうなほど満足しました。
暮れていくカールを眺めながらの食後のコーヒーもまた格別の美味しさです。
夜は、ペルセウス座流星群を見よう!と思っていたのに
疲れもあって、知らないうちに爆睡でした。
↑ 19:30のテント場
この後の記憶はありません
朝は、モルゲンロートを見たい!と思っていたのに
しっかり朝寝坊して5時40分くらいに起きたときにはすっかり日の出時間は終わったなという様子でした。
↑ 8月15日 5:50のテント場
きっと長時間の登山で疲れていたんでしょうね。
快晴じゃないし、きっとどっちも見られない天気だったと思っておこう。(笑)
お盆休みの上高地 涸沢カールへ行って来ました。【上高地バスターミナル〜涸沢カール編】
細かなことは、上高地公式ウェブサイトの
上高地を歩こう(ウォーキングコース) や
涸沢ヒュッテのホームページにお任せして...
はじめての上高地、はじめての涸沢なので、公式とうたっているホームページのいくつかを参考に大まかなイメージを描いてみました。
涸沢ヒュッテのパンフレットに掲載されているコースタイムは6時間。
引用:涸沢ヒュッテ ホームページより
時間配分は
上高地 ⇒ 1:00 ⇒ 明神 ⇒ 1:00 ⇒ 徳沢 ⇒ 1:00 ⇒ 横尾 ⇒ 1:00 ⇒ 本谷橋 ⇒ 2:00 ⇒ 涸沢
コースタイムは6時間なので、朝6時に出発すれば12時に到着するなんて書いてあるのも見かけますが、休憩はしないで登るということでしょうか?
しかし、体力の無さやらの身の程を考慮し、
休憩時間で2時間くらいオーバーするとして、
6時半のスタートだと、午後2時半〜3時までには涸沢でビールが飲めそうだぞ!と
相変わらずのノーテンキさで、さあ出発です。
06:25 上高地バスターミナルから登山開始
↓
06:30 河童橋
ガスがあり空もまだ晴れきっていない、6時半という早朝にもかかわらず、
河童橋をバックに記念撮影する人で賑わい始めていました。
上高地河童橋から明神へ向かう途中の河原 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
梓川沿いに3km森林浴に最適な遊歩道といった趣の道を進むと
最初の休憩スポットです。(すでに休憩好きの性格が顔を見せていますね)
07:24 明神池
明神館の少し手前で数頭の野生の猿が出迎えてくれました。
中には子猿を背中に乗せた親子もいます。
人馴れしてるというのか、多くの登山者の間を悠然と歩いていました。
歩き始めて約1時間、コースタイム通りに明神池へ到着です。
最初は元気がいいからどんどん進んでいきます。
しばらく行くと林間から河原へ出て開けたところが写真スポットらしく、皆さん写真を撮っていました。
ブログを書きながら撮ってきた写真の山はなんだろうと調べてみると、
正面に常念岳が見えていたんですね。(^_^;)
08:30 徳沢 着
清々しく朝陽が射す木立の中を行くと「徳沢ロッヂ」の看板が見えてきました。
意外とコースタイム通りに歩けるななどと話しながら、せっかくなのであちこちのブログで美味しいと評判のソフトクリームを食べることに!
08:45 ソフトクリーム
最近のサービスエリアなどで食べるソフトクリームは、どこのものも空気を多く含ませてふわふわなものが多いんですが、
ここ徳沢MICHIKUSA SHOKUDOのソフトクリームは少し硬めで、ちょっと練乳っぽいミルク感たっぷりがじつに美味しい!何時間も歩いてようやくいただくソフトクリームは格別でした!
08:50 徳沢 発
↓
09:53 横尾 着
徳沢〜横尾は二人とも少し無口に黙々と歩いた感じがあり、思いのほか早く着いた感じでした。
ちょうど1時間で歩けてしまったので「いい調子だな」などと話すほどです。
ほぼ平地ですしね!
実際ここまでの標高は、
上高地 1,504m、明神 1,529m、徳沢 1,562m、横尾 1,615m と
標高差は110mしかありませんが、
距離が10kmと長いのでスタートの上高地バスターミナルからは3時間強です。
横尾は、涸沢と槍ヶ岳の分岐点であり、コースタイム的には中間点。
半分まで来たという感慨も感じつつ、疲れをリセットする意味でしっかり休憩を取ることにします。
横尾大橋で休憩 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
前日にコンビニで買ったバナナを食べたり、
山岳警備の方(腕に長野県警のワッペンがありました)に写真を撮ってもらったり、
(無理にお願いしたわけではなく、橋のところへ行ったら「写しましょうか」と声をかけてもらえました)
結果しっかり30分以上の休憩をとりました。(これは休みすぎ?)
この先は涸沢までトイレは無いので、ここで済ませて、
飲み水の補給をして出発です。
10:37 横尾 発
ここから徐々に本格的な登山になっていきます。
横尾大橋を渡り、横尾谷を進んでいくと、左手には屏風岩の大岩壁が迫力満点です。
河原を離れまだそれほど大きな起伏はない横尾尾根の山腹を登ります。
12:10 本谷橋 標高 1,777m(iPhoneのGPS値)
横尾から2.8km 標高差160m 1時間30分で到着です。
平坦だった道から少し登りになっただけで遅れが出て来ました。
本谷橋の吊り橋は一人ずつ渡るのですが、
思いのほか揺れるのでちょっとしたスリルを味わえます。
橋を渡った右の川岸には多くの登山者が休憩していました。
私たちは横尾でしっかり休んでいるので、靴を脱いで足を浸しているのを羨ましく眺めつつ先へ進みます。
本谷橋を過ぎると本格的な登りが始まります。
この辺りが一番きつい上り坂だったなぁという感想です。
写真を撮る余裕もなくなっていたので、ほぼありません。
バテて来ると水分補給の回数が増え、二人して足が痛い「もうダメだ〜」と弱音を吐いたりするんですが、
でも、ここじゃテントを張れないし、とにかく一歩一歩進む以外ないなと確認しあい進みます。
13:30 横尾本谷の雪渓が見える
雰囲気が違うし「あれは涸沢じゃないよなぁ?」
横尾本谷の雪渓が見える #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
少し進んでは元気付けにアミノバイタルを飲んでみたり、
また少し進んではカロリーメイトを食べてみたり...
それにしてもカロリーメイトは口の中の水分を奪われすぎてなかなか飲み込めない。
多少軽いからといって固形はダメだなと実感し、
次回はウイダーのようなゼリータイプにしようと固く心に決めました。
そんな調子でジタバタしつつも涸沢ヒュッテの屋根と吹き流しが見え
ゴールが見えると、精根尽き果てていた体にも力が蘇って来るものですね。
15:29 涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の分岐
あとほんの少しでゴールです。
15:45 涸沢 着
本谷橋から2.4km 標高差 530m 3時間30分
実に横尾から5時間がかり
上高地バスターミナルから9時間15分!
実によく歩きました。
どれだけかかってるんだ!と言われそうですが、
着けばいいんです。(>_<;)
写真で眺めていた、涸沢ヒュッテのデッキに到着しました。
目の前に広がるカールと色とりどりの花が咲いたようなテント場
疲れがスッと抜けて行くような癒される光景です。(実際にはもうヘトヘトですが)
ということで、続きは
【涸沢カール泊 編】で... まだ続くんかい
お盆休みの上高地 涸沢カールへ行って来ました。【自宅〜上高地バスターミナル編】
我が家から上高地登山の起点、「あかんだな駐車場」まではクルマで約3時間。
始発のバスは 4:50です。
プラン1: 前日早くに寝て、
早朝(1:00くらい)出発→
4:15くらいにあかんだな駐車場着
プラン2: 前日夕方出発→夜にあかんだな駐車場着、
入れなければ少し戻ってどこかで車中泊→
4:15くらいにあかんだな駐車場入
いろいろ悩んだ結果、早く起きられる自信がないという最大の理由のためプラン2で行くことにしました。
一応、しっかりと時間を記録してきたので、この後はタイムスタンプつきで書いて行きます。
8月12日
17:00 出発
東海北陸自動車道を飛騨清見ICまで走り、そのまま中部縦貫道・高山へ
国道41号→県道89号 [下切町]という交差点を右折すると
平湯まで直進1本道です。
19:00 夕食
道中[下切町]交差点手前で見つけた高山ラーメン
「麺屋 伊吹」で炙りチャーシュ醤油ラーメン
シンプルな醤油ラーメンに炙りチャーシュー美味しかった!
県道89号→国道158号の道中にはあかんだな駐車場までにコンビニは3軒です。
サークルK、ローソン、デイリーヤマザキと
朝食にバゲットがあるといいなと3軒とものぞいてみましたが、
ありませんでした。
車中泊のつまみと朝ごはん、飲み水を買って「あかんだな駐車場」を目指します。
20:55 あかんだな駐車場到着
事前に調べた情報では、
朝4時まで駐車場の入り口は閉鎖されているということでしたが...
すんなりと入れてしまいました。(@_@;)
駐車場の位置関係は、事前の情報通り大きく3つに分かれていました。
入り口から順に
ゲート→ 駐車場1→ 坂道→ バス乗り場→ 駐車場2→ 坂道→ 駐車場3
どの駐車場も8割以上埋まっているという印象で、
空きスペースは多くありません。
数台ルームライトが漏れていたので車中泊か仮眠中のクルマがいるようでした。
ほとんどのクルマは無人の雰囲気だったので、すでに山小屋かテントですね。
バス乗り場に一番近い「駐車場2」へ駐車してとにかく仮眠です。
22:00 就寝 zZZ
8月13日
03:30 起床 〜出発準備
04:10〜何台もクルマが入って来るようになりました。
ネットには4:00にならないとゲートが開かないという情報しかないからかな?
などと話しつつコンビニおにぎりを食べたり、
テーピングをしてたらいい時間になってしまいました。
急いでバス乗り場に行き、往復乗車券を買って
「上高地バスターミナル行き」バスに乗り込みます。
徐々に辺りが明るくなり始めた頃...
04:50 上高地バスターミナル行きバス出発
満席に乗車しているので、平湯バスターミナルは通過です。
この時点で空模様はしっかり曇っていました。
05:25 時間通りに上高地バスターミナルへ到着
早朝のバスターミナルは多くの登山者で賑わっていました。
駒ヶ岳以来人生2度目の登山届けを書き、
歩き始める前に、まずトイレを済ませて...と思ったんですが
この日の男子トイレは半分が修理中で大渋滞!
遠くで手持ち無沙汰に準備体操するおかんを眺めながら30分以上待ちました(>_<;)
河童橋か小梨平まで行けばよかったですね。
やっと
06:25 登山開始
つづきは【上高地バスターミナル〜涸沢カール編】で!
↓
お盆休みの上高地 涸沢カールへ行って来ました。【準備編】
2017年の夏、8月は東京で21日連続で雨が降ったり
各地でゲリラ豪雨の被害が出たり
週末に登山に行こうと思っても、なかなか出かけられない日が続きましたね。
それでも、この時しかないなと
8月13日、14日の2日間 お盆休みの上高地 涸沢カールへ行って来ましたので、
【準備編】と、【行き】、【帰り】にわけて書いてみようと思います。
日程は、
12日夜 出発→駐車場で仮眠→
13日 あかんだな駐車場→上高地バスターミナル→涸沢カールでテント泊
14日 涸沢から下山→上高地バスターミナル→あかんだな駐車場→帰宅
ざっくりとこんな予定で出発です。
テント泊1泊の2人分の装備はこんな感じ
単独ではないので、これを二人で分けてパッキングします!
以下は、おとんとおかんがどんな装備を持って登ったかのパックングリストです。
(次回用の自分の覚えとして詳細に書いておきます)
できる限り余計なものは持たないようにしたつもりでも、
ちょっとずつ余計な重いモノが混じってますね。
みどり:おとん ピンク:おかん に分けてパッキング
写真には写っていませんが、これら以外にそれぞれ着替え(防寒)と500mlペットボトルの水を1本ずつ
●共用の装備
■住空間[テント]
1.テント:MSR Hubba Hubba NX ホワイト [2人用] 【日本正規品】
専用フットプリント:MSR Hubba Hubba NX FoodPrint
リペアキット:MSR テントポール リペアスプリント 13mm 【日本正規品】
MSR テントファブリックリペアキット 【日本正規品】
MSR メッシュリペアキット 【日本正規品】
テントの詳しい説明は ↓こちら
climbingmid50.hatenablog.com
■食事[火器・調理器具・食料]
火器
2.バーナー:snowpeak ギガパワーマイクロマックス GS-110AR
3. 万一の予備に:snowpeak ギガパワーストーブ地オート GS-100A
4.ガス:snowpeak ギガパワーガス250プロイソ 1個
5.ガス脚:EPI カートリッジスタビライザー
6.バーナーシート:UNIFLAME バーナーシート 小(万一テント内で火器使用時に)
7.ライター:新富士スライドガストーチ(ブラック)RZ-520BK
8.軍手:mont-bell ノーメックスグローブ L
9.ランタン:Lixada 3W 280LM 12LEDs ランタン 3000mAh(ちょっと重い)
調理器具
10.クッカー:snowpeak トレックコンボ SCS-010
11.水入れ:Platypus SOFT BOTTLE 1L 2個
12.ナイフ:VICTORINOXハントマン カモフラージュ
食器
13.カップ:snowpeak チタン シェラカップ 4個
14.スプーン:snowpeak スクー SCT-125 2本
15.箸:mont-bell 野箸 2膳(今回は未使用、次回無駄に持っていくのはやめよう)
16.テーブル:snowpeak オゼン ライト(あって便利だったけど無くても)
17.食料
・夕食
白ご飯
カレー
卵スープ
コーヒー
・朝食
リゾット(コーン・五目)
コーヒー
・予備
シチュー(ビーフ・クリーム)
コーヒー
カロリーメイト
チョコレート
塩飴など
■救急キット
18.ポイズンリムーバー・キネシオロジーテープ
19.キズパワーパッド・ハイドロコロイド包帯
20.ロキソニンなどの薬
虫除け
0歳の赤ちゃんにも使用出来る
からだにやさしいオーガニック虫よけアロマミストでお気に入りです。
●個別の装備
■ヘッドランプ
21. BlackDiamond REVOLT 2017
■快眠[シュラフ・マット]
22.シュラフ:mont-bell Down Hugger 800 #3, 寒がりのおかんは#2
23.マット:mont-bell U.L.コンフォートシステムパッド150,120
■衣類
24.レインウェア:
mont-bell ストームクルーザー ジャケット
mont-bell ストームクルーザー パンツ
防寒着
mont-bell プラズマ1000 ダウンジャケット
着替え
Tシャツ・下着 など
■その他
25.テント場用クロックス(涸沢ではクロックスの人が思った以上に多かった)
■ザック
26. Millet SAAS FEE 40+5
27. mont-bell レラパック 30(写真の 25 Women'sに入りきらなかったので)
これらをザックに詰め込むと
おとん左:10kg
おかん右:6.4kg
になりました。50過ぎのなまった身体にはきついです。(>_<;)
準備完了!いよいよ上高地へ出発です。
この続きは...
MSRのテントファブリックリペアキットとメッシュリペアキット
もちろん持って行ったのは中身だけ
脚に不安を抱えてるので、靴ずれ防止のクリームや、万一靴擦れした時のキズパワーパッド、テーピングのキネシオロジーテープも持って行きました。
オススメの2つ!
近場で1,000mそこそこの低山程度しか登っていなくても、下山の頃には足首や足の裏が痛くなってしまうので、
今回、キネシオロジーテープでのテーピングはかなり効果があったと思っています。
3M(スリーエム) キネシオロジー テーピング
マルチポアスポーツ レギュラー 50mm 1巻 2743BLP50
posted with カエレバ
それと、長時間長距離を歩いても、靴擦れが塗り忘れた1ヶ所だけだったのは
Protect J1 長時間持続型保護クリーム 80ml
スポーツ前の皮膚にバリアを作って、強力に保護してくれたおかげでした。
クリームを塗って3〜5分くらい置くとサラッと乾いて、その後のテーピングなどにも問題なくいい感じでした。
中央アルプス 木曽駒ケ岳の千畳敷カールのその上まで
写真で見る綺麗な風景に憧れて
2016年7月18日 「海の日」に登山です。
我が家としてはとんでもなく早朝の5時起き!
バタバタと支度して、
6:00 出発、中央自動車道を快調に走り
8:00 黒川平臨時駐車場へ到着しました。
この先、県道駒ヶ岳公園線は、しらび平まで一般車両通行禁止のため、専用路線バスに乗り換えです。
相変わらず予備知識なく出かけているので、
この時は「結構上の駐車場へ停めさせてくれるんだな」とのんきに思っていました。
後で調べてみると、菅の台バスセンター駐車場が本来の駐車場で
そこへ駐車できれば、始発のバスに乗れたんですね
全員着席で走るバスなので、始発の菅の台バスセンターで満席になっていると
途中にある黒川平臨時駐車場では乗車できず、バスは通過していってしまうんです。
それでも3台目くらいのバスに乗車できて、
30分ほどで駒ヶ岳ロープウェイの「しらび平駅」へ到着。
流れ作業のようにロープウェイ乗車待ちの列へ並びます。
(ロープの断面などが展示してありました)
9:00 発ロープウェイに乗り7分30秒
日本最高所の千畳敷駅へ到着!
いい年してテンションマックスです。(^_^;)
ロープウェイ駅の建物を通過すると、千畳敷カールが見渡せます。
ここで、昔の会議テーブルがいくつも並べてあり用紙が用意されているので「登山届け」を書いて出発。
(2017年秋には、このテーブルはありませんでした)
目の前にある駒ヶ岳神社にお参りして、お花畑の遊歩道を進むと
八丁坂との分岐点があり、この先は軽装登山が危険であると警告看板が設置されています。
八丁坂から乗越浄土の登りは岩もゴロゴロと多いコース中で一番の急坂を登っていきます。
人生2度目の登山ということもあり、「これが登山だな」と登山らしさを満喫しながら登りました。
乗越浄土へ到着すると、平坦な休憩広場というイメージです。
実際多くの登山者が休憩していました。
確かここで、コンビニで買って来たおにぎりとかを食べた記憶...???
そして、中岳へ向かいます。
コースタイムとか全く意識していなかったので、
撮って来た写真のタイムスタンプ見ると、11:15 中岳山頂へ到着
360度のパナラマを満喫して
大満足してしまいました。
少し先を見ると、一度下った先にテント場が見えて、その先が駒ヶ岳の山頂だったんですね。
しかしこの日は、そろそろ疲れたし「また来よう」ということで中岳までで下山することにしました。
今思うと、あれほどの好天に恵まれるのは滅多になさそうなので、もったないことをしたかな?と少し思っています。
中岳からの下山は同じコースを辿り八丁坂を
少し下っては休み、....譲り合いながら下って行きます。
かなりの人が行き来するので、ひとかたまりの集団になった先頭の人が声をかけながら、
お互い譲り合いながら登山道を進みます。
登りの時もそうでしたが、
譲り合いの精神が本当に気持ちいい。
下界の生活でも...と、年寄りっぽく思ってしまいますね。
八丁坂と遊歩道の分岐からは、登りの時に通らなかった側へ進み、
剣ヶ池を回り、写真を撮りまくって千畳敷駅へ。
中岳へ往復した後ということもあり、実はこの剣ヶ池から千畳敷駅への登りが一番きつかったかも!
13:00 千畳敷駅へ戻り、辺りを見回すとロープウェイの順番待ちの券を配っていたので
すかさずゲットしたのが14:30発のロープウェイ。
お土産を眺めたり、ソフトクリームを食べたり、アイスコーヒーを飲んだり...
ひたすら 1時間半の待ち時間は長かったという記憶です。
行きの高揚感とは違い、落ち着いてロープウェイからの眺めも楽しみながら、しらび平へ
ここでのバスの乗り継ぎはスムーズでした。
駐車場へ下っている途中、運転手さんが「カモシカがいます」と、一瞬バスを停めて教えてくれた先を見ると、ずんぐりむっくりの生き物が...
カモシカは想像していたよりイノシシのような雰囲気でしたが、
貴重な生き物を見ることができました。
駐車場に到着し、靴を履き替えると、急に現実に戻ったような気がして来ますね
現実に戻った後は、駒ヶ根名物のソースカツ丼を食べて帰りました。
#キャンプ #登山 #おすすめ! #名古屋から #木曽駒ケ岳 #千畳敷カール #混雑
2度目の登山は、無謀にもいきなり「木曽駒ケ岳」へ行こう!
初めての登山「金華山」は、なめてた訳ではないけど、
ジーンズと綿のTシャツの上に綿のシャツを羽織った
お世辞にも機能的とは言えないスタイルで出かけていました。
汗をかいても吸汗性も速乾性もないのでベタつくし
ジーンズは腿や膝にまとわりついて足が上がらない状態でした。
これではさすがにまずいなと、
2回目にして既に行きつけになりつつあったモンベルで
バックパックとパンツとTシャツとウインドブレーカーと手袋を買い揃えました。
(この時は、雨の日は山へ行かないしレインウェアはいらないなと軽く考えていた)
足元は
Amazonを物色しまくり、ミドルカットのトレッキングシューズを買って
初めての時より、なんとなく山に登る人っぽい見栄えになったかな?と
道具から入る我が家の伝統が発揮されて来ていました。
じゃぁ次はどこへ行こうとなった時に
「千畳敷へ行きたい」と、おかんの一言で
中央アルプス 木曽駒ケ岳の千畳敷カールへ行くことになりました。
30代や40代の元気な頃ならいざ知らず、50代半ばのおとんとおかんがです。
このブログのカバー写真は、その時に写してきた千畳敷カールです。
信じられないほどの快晴でした!
と言うことで、次回は木曽駒ケ岳の千畳敷カール 山行を
心もとない記憶を頼りに書いてみます。
■山道具沼 その1
バックパック:背面のV.B.Pシステムが蒸れなくて良さそうという理由で選択
[モンベル] mont-bell レラパック30 Men's 1123873 GM (GM)
- 出版社/メーカー: mont-bell(モンベル)
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
パンツ:軽くてまとわりつかないストレッチのものスタッフに薦めてもらいました
Tシャツ:速乾性や快適性で、これもスタッフのおすすめ
(モンベル)mont-bell ウイックロンZeo ロングスリーブT Men's 1104938 GM ガンメタル M
- 出版社/メーカー: mont-bell
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
ウィンドブレーカー:晴れた日しか行かないからという理由で選択
(モンベル)mont-bell O.D.パーカ Men's 1103245 エバーグリーン(EVGN) L
- 出版社/メーカー: モンベル(mont-bell)
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
手袋:はめてみて一番ゴワゴワ感のないものを選択しました
mont-bell(モンベル) クールグローブ Men's SV L 1118304
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
ミドルカットのトレッキングシューズ:
軽量でグリップも良さそう! 昔からスキー用品はサロモンを使っていたからという理由で選択
※ この記事は、まだまだ随時更新予定です!
#キャンプ #登山 #おすすめ! #名古屋から #木曽駒ケ岳 #千畳敷カール #混雑
梅雨は明けたけど、なかなか登山へ出かけられない日が続いています
すっかり更新をサボっています。
そろそろ1ヶ月くらい登山に出かけていません。
山へ出かけたい気持ちはすごくあるんですが、
できれば快晴の山頂から景色を楽しみたいなと思ってしまうので
土日の山の天気予報を眺めていると...
挫けてしまっています。(軟弱)
ここ東海地方もとっくに梅雨明けはしましたが、
今日も朝方は雨...
タイミングよくスッキリ晴れてはくれませんね
このままなんの話題もないようでは幽霊ブログ状態なので
これまでの数少ない登山を思い返して書いてみることにします。
まだ初めての登山は「岐阜 金華山」だったことしか書いていないし、
まずは、2度目の登山
このブログのヘッダー写真にもしている「木曽駒ケ岳 千畳敷カール」のことから...
それからだんだん増えて行ってしまう道具のことも書いてみます。
なかなか出かけられないなと悶々としてネットを眺めていると
ついついAmazonでポチってしまいますよね。
そんな 登山の道具沼 *1 へハマリかけている状態も少し紹介します。
それにしても
今年 2017年は、九州北部、福岡 大分 島根に始まり
関東や東北、梅雨がないと言われる北海道まで
甚大な被害を出しましたね。
線状降水帯と呼ばれる積乱雲が繰り返し繰り返し襲い、
何十年に一度の...経験したことのない...豪雨をもたらして
毎年被害が酷くなって行っているような気がしませんか?
温暖化のせいなのか、氷河期へ向かっているからなのか、
地球が悲鳴をあげているのか...
被害に遭われた地域の方、お見舞い申し上げます。
*1:山道具沼 とは、道具を揃えればもっと満足度が高い山行になるのではないか、と次々に山道具を買ってしまう生理現象です。